豊臣兄弟!第46回「あさひの死」あらすじ予想と史実|鶴松誕生、兄弟の仲直り、沼田の火種、旭姫の最期と庭の田植え

屋敷の庭に作った田んぼで家族が田植えをし、縁側で母に支えられた女性が見守るイメージ(イラスト)
この記事のポイント
  • 『豊臣兄弟!』第46回は、11月29日(日)放送予定です。舞台は天正17年(1589)5月の鶴松誕生から、天正18年正月のあさひの死までです
  • 伝えられているあらすじでは、家康があさひとともに聚楽第を訪れて鶴松への忠誠を誓い、秀吉と仲直りした秀長も同席します。家康は沼田をめぐる北条の不穏な動きを伝え、病のあさひを秀長に託すようです
  • 病が重くなったあさひのために、なかの提案で家族が庭に田んぼを作り、みなで田植え歌を歌いながら田植えをするなか、あさひは静かに息を引き取るようです
  • 史実の旭姫は天正18年1月14日、聚楽第で亡くなりました。同じ正月には家康の跡継ぎ・長丸(秀忠)が上洛しています

大河ドラマ『豊臣兄弟!』第46回は、11月29日(日)放送予定です。タイトルは、ネタバレ系サイトでは「あさひの死」と伝えられていますが、公式の発表はまだありません。この記事では、伝えられているあらすじをもとに、第46回の舞台となる天正17年から天正18年正月の史実を予習します。あらすじは放送内容と異なる場合があります(第45回「天下人の暴走」あらすじ予想と史実)。

屋敷の庭に作った田んぼで家族が田植えをし、縁側で母に支えられた女性が見守るイメージ(イラスト)
病のあさひのために家族が庭で田植えをするイメージ(イラスト)
目次

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第46回のあらすじ(予想)

  • 天正17年(1589)5月、茶々が鶴松を産む。家康(松下洸平さん)があさひ(倉沢杏菜さん)とともに聚楽第を訪れ、鶴松への忠誠を誓う
  • その場には、秀吉(池松壮亮さん)と仲直りした秀長(仲野太賀さん)の姿もある
  • 家康は秀長に、沼田をめぐって真田と北条の小競り合いが続いていることを伝え、北条の真意をさぐることを引き受ける
  • 家康は、体調のすぐれないあさひを秀長に託す。しかしあさひの容態は悪くなる一方
  • 天正18年(1590)、床に伏せるあさひのために、なか(坂井真紀さん)の提案で家族が庭に田んぼを作る。秀吉が田植え歌を歌い出し、みなで田植えをするなか、あさひは家族に見守られて息を引き取る

第46回の舞台の年表

時期 できごと くわしい記事
天正17年5月27日 茶々が淀城で鶴松を産む 淀城
天正17年9月 秀吉、諸大名に妻子を京に住まわせるよう命じる 妻子人質令とは
天正17年10月 北条方が名胡桃城を奪う 名胡桃城事件とは
天正17年11月 旭姫、病にかかる 旭姫の生涯
天正18年正月 家康の跡継ぎ・長丸が上洛し、元服して秀忠と名のる 旭姫の死と秀忠の上洛
天正18年1月14日 旭姫、聚楽第で亡くなる 旭姫はなぜ京都で亡くなったのか

秀吉と秀長の仲直り

第45回で兄と距離を置いた秀長は、第46回では秀吉と和解しているようです。史実でも、天正17年の正月に拝謁を許されなかった秀長は、まもなく茶々のための淀城の改修を任され、5月の金賦りではもっとも多い金銀を受け取ったと伝わります。兄弟の関係は、この年のうちに元にもどっていたと考えられます(秀吉と秀長は仲たがいしたのか)。

家康と沼田の問題

ドラマで家康が秀長に伝える沼田の問題は、史実でもこのころの大きな火種でした。秀吉は天正17年に沼田の領分を裁定しましたが、10月には北条方が真田方の名胡桃城を奪い、これが小田原攻めのきっかけとなります。北条氏直は家康の娘・督姫の夫で、家康は両家のあいだに立つ難しい立場にありました(徳川と真田がもめた沼田はどんな土地だったのか、督姫とは)。

あさひの最期 ─ ドラマと史実

史実の旭姫は、天正16年に母の大政所の病を見舞うために京にのぼり、その後は聚楽第で暮らしていたとされます。天正17年11月には病にかかり、天正18年1月14日、聚楽第で亡くなりました。数えで48歳でした(旭姫はなぜ駿府ではなく京都で亡くなったのか)。

▽ よく語られる話
旭姫は秀長の屋敷で、家族に看取られて亡くなった。
▼ 史実ではこうです
史実の旭姫は、京都の聚楽第で亡くなりました。秀長はこのころ大和の郡山を本拠としており、秀長の屋敷で亡くなったという記録はありません。ドラマの最期の場面は、家族の絆を描くための創作と考えられます。

田植えの場面と故郷・中村

ドラマでは、あさひのために家族が庭に田んぼを作り、田植えをする場面があるようです。秀吉・秀長・あさひのきょうだいが育った尾張の中村は、田んぼの広がる農村でした。天下人の一族となった家族が、百姓だったころの姿にもどる場面は、この物語の原点を思い出させるものになりそうです(秀吉・秀長の故郷、尾張中村はどんな村だったのか)。

同じ正月の秀忠の上洛

旭姫が亡くなったころ、家康の跡継ぎの長丸は京にのぼり、秀吉のもとで元服して秀忠と名のりました。旭姫の死で切れかけた徳川と豊臣の縁は、秀吉の養女・小姫と秀忠の縁組でつなぎ直されます(旭姫の死と秀忠の上洛)。

▷ 大河ドラマではどう描かれるか(放送前の予想)
第46回は11月29日(日)放送予定です。放送後に、ドラマで描かれた場面と史実のちがいをこの枠で更新します。最終回の第47回(12月6日放送予定)では、小田原攻めと秀長の最期が描かれると伝えられています(天正十八年に何が起きたのか)。

よくある質問

Q. 第46回はいつ放送ですか?
A. 11月29日(日)の予定です。

Q. 第46回のタイトルは?
A. ネタバレ系サイトでは「あさひの死」と伝えられていますが、公式の発表はまだです。

Q. 旭姫はいつ、どこで亡くなりましたか?
A. 天正18年(1590)1月14日、京都の聚楽第で亡くなりました。

Q. 最終回はいつですか?
A. 第47回が最終回で、12月6日(日)放送予定と伝えられています。

まとめ

第46回は、鶴松の誕生と兄弟の仲直り、北条をめぐる不穏な動き、そしてあさひの死を描く回になりそうです。史実の旭姫は聚楽第で亡くなり、同じ正月には秀忠が上洛して、徳川と豊臣の縁が結び直されました。田植えの場面は創作と考えられますが、きょうだいの故郷・中村の暮らしを思うと、いっそう心に残る場面になるはずです。

参考:『多聞院日記』/『家忠日記』/黒田基樹『羽柴秀長の生涯』平凡社新書/柴裕之『羽柴秀長』角川選書

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