『真田十勇士』第3話で岩本照が演じる佐助と川を渡る「古参の勇士」は誰? どうやって大河を渡る? 予想と答え合わせ ─ 本命は金田哲が演じる根津甚八

濁流の大河に張った縄を渡る忍びと、縄を支える豪傑たち(イラスト)
この記事のポイント
  • 11月6日放送の『真田十勇士』第3話では、九度山を出た幸村たちの前に橋のない濁流の大河が立ちはだかり、猿飛佐助(岩本照さん)が「古参の勇士」とともに命がけで川を渡ります
  • その「古参の勇士」は誰なのか、そしてどうやって大河を渡るのかを、講談の十勇士の設定と、当時の川の渡り方から予想します
  • 筆者の本命は、講談で「もとは海賊の頭領」とされる根津甚八(金田哲さん)。渡り方は、佐助が先に対岸へ渡って縄を張る作戦と予想します
  • 放送後に、答え合わせをこの記事に書き足します

11月6日に放送されるドラマ『真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA』第3話の予告によると、九度山を脱出した幸村(安藤政信さん)と十勇士の前に、橋のない濁流の大河が立ちはだかります。柘植清弘(関口メンディーさん)との激突もあって一行は絶体絶命の危機に陥り、佐助は先陣を切って、古参の勇士とともに命がけの川越えに挑むようです。第2話で海野六郎(袴田吉彦さん)を失ったばかりの十勇士。佐助とともに川に挑む「古参の勇士」とは誰なのか、そして一行はどうやって大河を渡るのか。この記事では、筆者が勝手に予想してみます。史実の川については「幸村は九度山から大坂へ、どの川を渡ったのか」で詳しく紹介しています。

目次

そもそも「古参の勇士」は誰が候補になるのか

「古参」とは、昔から仕えている古株のことです。ドラマの第1話では、慶長5年(1600)の第二次上田合戦の回想で、佐助をのぞく十勇士が真田方として戦っていました。佐助は第2話で仲間になったばかりの新入りで、筧十蔵(ジョエル・ディカーソンさん)も堺から合流したばかりです。そう考えると、「古参の勇士」は上田合戦から幸村に従ってきた勇士の誰か、ということになります(真田十勇士は誰に仕えたのか)。

勇士 講談・ドラマでの特徴
根津甚八 講談では、もとは海賊の頭領だった豪傑とされる。第2話では関所の鍵を奪った(金田哲さん)
三好清海入道 講談では怪力の荒法師。ドラマでは酒好きで、第2話で技「そうげきせんじゅはっそう」を見せた(今井竜太郎さん)
三好伊佐入道 清海の弟。ドラマでは力自慢で、第2話で関所の門を開けた(武井壮さん)
穴山小助 講談では幸村の影武者とされる。第2話で柘植を「見たことがある」と口にした(浜野謙太さん)
望月六郎 講談では火術・爆薬の名手とされることが多い。第2話で関所の鍵に弓を射た(牧野公昭さん)
霧隠才蔵 伊賀の忍び。九度山で幸村のそばにいた。第2話では首藤に化けた(中川大志さん)
由利鎌之助 ドラマでは鎖鎌を使う女忍び。講談では男の豪傑(伊原六花さん)
夕暮れの山里に並ぶ忍びや豪傑たちの一団(イメージイラスト)
海野六郎を失った十勇士。佐助とともに大河に挑むのは誰か(イメージ)

予想1:佐助と川を渡る「古参の勇士」は根津甚八

▷ 筆者の予想(放送前)
本命は根津甚八(金田哲さん)。対抗は三好清海入道(今井竜太郎さん)、大穴は穴山小助(浜野謙太さん)。
▼ 答え合わせ(放送後に記入)
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本命に根津甚八を挙げたのは、講談の甚八が「もとは海賊の頭領」とされる人物だからです。海や川に慣れた甚八なら、濁流の大河を渡る役にこれ以上の適任はいません。甚八の名字の「根津(禰津)」は、真田家とゆかりの深い信濃の名族・禰津氏からとられたと考えられ、まさに真田家の古株にふさわしい名前でもあります(穴山小助・根津甚八とは/海野六郎は実在したのか)。

対抗は三好清海入道です。講談の清海は、弟の伊三入道とともに怪力の荒法師として知られ、十勇士の中でも年長の豪傑として描かれてきました。モデルとされる三好政康は、三好三人衆の一人として信長と戦った戦国の古強者です。ドラマでも「古参」と呼ばれるにふさわしい貫禄があります(三好清海入道・伊三入道とは)。大穴は、第2話で柘植を「見たことがある」と言った穴山小助。柘植との因縁が、川越えの場面で明かされるのかもしれません。

予想2:大河の渡り方は「佐助が先に渡って縄を張る」

▷ 筆者の予想(放送前)
本命は「佐助が先に対岸へ渡って縄を張り、皆がそれを伝って渡る」。対抗は「渡し舟を奪う、あるいは筏を組む」。
▼ 答え合わせ(放送後に記入)
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予告の「佐助は先陣を切って命懸けの川越えを決断」という言葉から考えると、まず佐助が危険を承知で先に川を越え、後に続く仲間のために道をつける、という流れがいちばん自然です。「空飛ぶ猿」と呼ばれた佐助の身軽さを生かすなら、木から木へ飛び移るように濁流を越えて対岸へ渡り、縄を張って皆を渡す、という場面が思い浮かびます(猿飛佐助と霧隠才蔵の得意技は?)。

史実の当時、大きな川は渡し舟か、浅瀬を歩いて渡るのがふつうでした。橋のない濁流で舟も出せないとなれば、筏を組むか、川岸に残った渡し舟を使うかしかありません。海賊あがりの根津甚八がいるなら、甚八が舟や筏を操り、佐助が縄で支える、という二人の連携もありそうです。追ってくる柘植に、川を渡るあいだの無防備な一行が狙われる、というのも、当時の軍勢にとって川越えがいちばん危うい時間だったことをよく表す展開になりそうです(柘植清弘とは)。

第3話のそのほかの見どころ

大坂城では、淀殿(栗山千明さん)が味方となる武士を集めようとしますが、徳川家を敵に回す者は少なく、思うように集まらないようです。史実でも、豊臣家の呼びかけに応じて大坂城に入った大名は一人もいませんでした(大坂の陣で豊臣方についた大名はいたのか)。また、第2話の最後で柘植に「北へ向かった」と告げたお国(久間田琳加さん)が、徳川方の手下なのかどうかも気になるところです(お国は実在したのか/『真田十勇士』キャスト・相関図一覧)。

まとめ

第3話の「古参の勇士」は、講談で海賊の頭領だったとされる根津甚八が本命、怪力の荒法師・三好清海入道が対抗、柘植を知る穴山小助が大穴と予想しました。渡り方は、佐助が先に対岸へ渡って縄を張る作戦が本命です。当たるかどうか、11月6日の放送を楽しみに待ちたいと思います。答え合わせは放送後にこの記事に書き足します。

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