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坂本龍馬の手紙
溝渕広之丞 宛
溝渕広之丞 宛 原文 本文溝渕ニ送りし状の草■御覧の為ニさし出ス先日入御聴候小弟志願略相認候間、入御覧候。小弟二男ニ生れ成長ニ及まで家兄に従ふ。上国ニ遊びし頃、深君恩の辱を拝し海軍ニ志あるを以、官請爾来欧心刻骨、其術を事実ニ試とせり。独奈せ... -
坂本龍馬の手紙
坂本春猪 宛
坂本春猪 宛 原文 此つば肥前より送りくれ候ものにて、余程品よろしくと段々申もの御座候。江戸などにてハ古道具やなどほしがり申候なり。何卒御養子のこしニ止り候よふ、希入候。此頃、外国のおしろいと申もの御座候。近々の内、さしあげ申候間、した〃か... -
坂本龍馬の手紙
吉井友実 宛
吉井友実 宛 原文 一筆啓上仕候。益御安泰愛出度存候。偖先年来、御尽力被下候段、忝存候。則吾ガ為メニ尽候所、則、国家ニ尽ス所タルヤ明カナリ。仍而何か為酬之、我所蔵致候、旧赤穂ノ家臣神崎則休遺刀無銘一口貴兄進上致候。御受領被下度候。右刀ハ曽而... -
坂本龍馬の手紙
渡辺昇 宛
渡辺昇 宛 原文 渡辺先生才谷御報御書拝見仕候。然ニ肥後進前にて明朝までまい里居候。扨、唯今承り候得バ勝先生近日に、長州よりかへりて肥後へ参り候よふすいまだたしかにハ候ハねども、先は御聞に入候。頓首々十八日龍 現代文 渡辺先生才谷より(龍馬の... -
坂本龍馬の手紙
三吉慎蔵 宛
三吉慎蔵 宛 原文 其後ハ益御勇壮ニ奉恐慶候。然ニ去ル七月廿七日及八月朔日、小倉合戦終ニ落城と承り候。扨御内談承り候事の如く、御妙策被行候事と奉存候。はたして其時恐レ候幕海軍が道を取切候事ハ無之、─是もトテモ道ハ取切ハスマイガ先用心可成ナド... -
坂本龍馬の手紙
森玄道・伊藤助太夫 宛
森玄道・伊藤助太夫 宛 原文 さし出し候使の者ハ小曽根英四郎の親類入木や重平番頭の者、与平と申もの、何か此者ニ御尋被成、又用向御申聞被遣度奉願候。十六日頓首龍馬森様井藤様井藤助太夫様早々龍馬其後ハ益御勇壮龍馬左右八月十六日森玄道様井藤助太夫... -
坂本龍馬の手紙
森玄道・伊藤助太夫 宛
森玄道・伊藤助太夫 宛 原文 尚下の事件ハ三吉兄にも御申奉願候。一筆啓上益御勇壮大賀至極奉存候。扨時勢の事ハ一二、三吉兄の方に申上候間、御聞取可被遣候。扨此度使さし出候事ハ誠に小事件の可笑事ながら、又々御面遠を願奉るべしと希望仕候。其故ハ長... -
坂本龍馬の手紙
三吉慎蔵 宛
三吉慎蔵 宛 原文 何も別ニ申上事なし。然ニ私共長崎へ帰りたれバ又のりかへ候船ハ出来ず水夫らに泣々いとま出したれバ、皆泣々に立チ出るも在り、いつ迄も死共に致さんと申者も在候。内チ外に出候もの両三人計ナリ。お〃かたの人数ハ死まで何の地迄も同行... -
坂本龍馬の手紙
桂小五郎 宛
桂小五郎 宛 原文 五大才には火薬千金ばかり云々頼みおき候。一、小松、西郷などは国に居りもうし候。大坂のほうは大久保、岩下がうけ持ちなりとて、彼れ両人の周旋のよしなり。一、人数は七八百上りたりと聞こゆ。一、幕の翔鶴丸艦は長州より帰り、また先... -
坂本龍馬の手紙
桂小五郎 宛
桂小五郎 宛 原文 お別後、お郡までまいり候ところ、下関はまた戦争と弟思うに、どうぞまたやじ馬はさしてく礼まいかと、早々道を急ぎたく、御さしそえの人に相談仕り候ところ、随分よろしかるべしとて夜をかけて道を急ぎ申し、四日朝関に参り申し候、いず... -
坂本龍馬の手紙
坂本乙女 宛
坂本乙女 宛 原文 私事ハ初より少々論がことなり候故、相かハらず自身の見込所を致し候所、皆どふ致し候ても事ができぬゆへ、初に私しおわるくい〃、私しお死なそふとばかり致し候ものも、此頃ハ皆〃何となく恋したいてそふだん致し候よふニ相成、実にうれ... -
坂本龍馬の手紙
品川省吾 宛
品川省吾 宛 原文 谷氏の書状御取持ニて私を御頼被遣候よし、定而御用事可有之と奉拝察、今より夕方かけ乙丑丸ニ御待申候間、何卒御来光奉願候。頓首々。十六日龍報国隊中品川様坂本龍馬八ツ半頃ニハ必、船にのり候よふ御心積可然候。 現代文 谷氏(高杉晋... -
坂本龍馬の手紙
お龍 宛
お龍 宛 原文 右の本を御こし可被遣候。太刀のゑがかいてあるナリ。やどにてかりてあるたんすのひきだしの下タのはしのひきだしに、白ラさやのたんとふがある。御こし可被遣候。才谷梅太郎謹付貴价申候。 現代文 次に書く本を寄こして下さい。太刀の絵が書... -
坂本龍馬の手紙
佐井虎次郎 宛
佐井虎次郎 宛 原文 此度のお咄お、クハ敷成可被遣候。愚兄の内此佐井ハ北奉行人町杉山佐井虎次郎幸助方ニて御尋可被遣、此杉山にも私の咄御なし可被遣候。佐井よりハ曽而手紙参りたり、いまだ返書不出候得バ、此度の事くハしく御咄し被遣、其上彼手紙の礼... -
坂本龍馬の手紙
幕府要人 宛
幕府要人 宛 原文 幕の為に論ずれバ、近日要路に内乱起り、相疑相そしり益不可通と言勢となるべし。当時実に歎ずべきハ伏水にとりのがしし浪人の取落セし書面を以て、朝廷にもぢいて論にかけ、ついに会津人陽明家をなじり此郷御立腹など在此候よし、したし... -
坂本龍馬の手紙
高松太郎 宛
高松太郎 宛 原文 細左馬事、兼而海軍の志在、曽而馬関を龍と同伴ニて上京致候。在故て薩に下らんとす。今幸ニ太郎兄が帰長の事を聞ク。今なれバ彼ユニヲンに左馬をのせ候ても宜かるべく、左馬事ハ海軍の事ニハ今ハ不幸者と雖ども、度々戦争致候ものなれバ... -
坂本龍馬の手紙
木戸孝允 宛
木戸孝允 宛 原文 このたびの使者村新同行にて参上仕り可なれども、実に心に任せざる義これ在り、故は先月二十三日夜伏水に一宿仕り候ところ、不斗も幕府より人数さし立て、龍を打取るとて夜八ツ時ごろ二十人ばかり寝所に押し込み、皆手ごとに鑓とり持ち、... -
坂本龍馬の手紙
木戸孝允 宛
木戸孝允 宛 原文 表に御記被成候六条ハ、小、西、両氏及老兄、龍等も御同席ニて談論セシ所ニて、毛も相違無之候。後来といへども決して変り候事無之ハ、神明の知る所ニ御座候。丙寅二月五日坂本龍 現代文 表に記載されたことは、小松帯刀、西郷吉之助、両... -
坂本龍馬の手紙
印藤聿 宛
印藤聿 宛 原文 三吉兄ハ此頃御同行ニて薩邸ニ入候間、御安心可被遣候。然ニ去月伏見船宿寺田屋ニて一宿仕候節、幕府人数と一戦争仕候。其故ハ此度参ル寺内新右門参候間、御聞取奉願候。餘ハ拝顔の上、万々。二月三日謹言。印藤様龍拝 現代文 三吉(長府藩... -
坂本龍馬の手紙
池内蔵太家族 宛
原文 池御一同杉御一同先日大坂ニい申候時ハ、誠に久しぶりにかぜ引もふし薬六ふく計ものみたれバ、ゆへなくなをり申候。夫が京に参り居候所、又々昨夜よりねつありて今夜ねられ不申、ふとあとさきおもいめぐらし候うち、私し出足のせつは皆々様ニも誠に御...

