川島城:三好実休の重臣篠原長房が讒言により討伐され軍功があった川島惟忠が築いた川島城【お城特集 日本の歴史】

川島城:三好実休の重臣篠原長房が讒言により討伐され軍功があった川島惟忠が築いた川島城【お城特集 日本の歴史】

【城名】
川島城

【川島城の説明】
川島城(上桜城)は徳島県吉野川市川島町にあった城である。元々は三好長慶の実弟「三好実休」に仕えた「篠原長房」の城であった。

篠原長房は三好実休に従い阿波・讃岐の軍勢を率いて近畿や各地を転戦し三好政権を支え続けた。しかし、主君である三好実休が死去すると実休の実子である「三好長治」「十河存保」そして「細川真之」の軍勢に攻められ自刃して果てた。

川島城:三好実休の重臣篠原長房が讒言により討伐され軍功があった川島惟忠が築いた川島城【お城特集 日本の歴史】

一族の「篠原実長」による讒言によりあらぬ疑いをかけられたと言われている。長房の死後、上桜城は廃城とされ、長房討伐で功績があった「川島惟忠」が新たに川島城を築城した。

豊臣秀吉の四国征伐により蜂須賀家政が阿波一国は拝領すると川島城は一国一城令により廃城となり、その跡には徳島藩の奉行所が置かれ、明治になるまで存続した。現在の川島城は観光用の模擬天守である。

【川島城・場所・アクセス】
〒779-3301 徳島県吉野川市川島町川島136-1






【川島城地図】



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